
①尿を検査します。
②診察で子宮(胎児が育つところ)の中に胎児がいるかどうか,胎児の大きさ・心臓は動いているかなどを調べ,妊娠の有無を診断します。
※尿検査だけでは,「妊娠している」とは言い切れません。
③費用は,医療機関によって違います。医療機関にお問い合わせください。
①あなたのお住まいの区の保健福祉センター(子どもはぐくみ室)に妊娠届出書を提出します。用紙は医療機関,保健福祉センターの窓口にあります。
②妊娠届出書を提出すると,保健師が面接し,「母子健康手帳」「妊婦健康診査受診券」等を交付するほか,妊娠,出産等に関する相談や必要な情報をお伝えします。
妊娠中の定期健康診査(妊婦健康診査)は,お母さんとおなかの赤ちゃんの健康を守り,妊娠が順調かどうかをチェックするためのものです。妊娠中はからだにいろいろな変化が起こります。自覚症状がなく順調に見えても,トラブルが隠れていることも…
無事に出産の日を迎えるために,必ず定期的に健診を受け,医師などの指導を守りながら毎日を過ごすことが大切です。
健診日以外でも,出血や腹痛など「おかしい」と感じたときは,すぐに主治医などに相談しましょう。
また,妊婦健康診査は,出産までのあいだに14回受けることが望ましいとされています。
京都市では,妊婦健康診査を受けるための助成制度(妊婦健康診査の受診券)があり,母子健康手帳を渡す際に,あわせて案内しています。(一部自己負担がかかる場合があります)
詳しくは,お住まいの保健福祉センター(子どもはぐくみ室)にお問合せください。
①妊娠中
≪妊婦健康診査≫
母子健康手帳と同時にお渡しする妊婦健康診査の受診券により,厚生労働省が示す14回の標準的な健診を受けることができます。(一部自己負担がかかる場合があります)
※受診券は,京都市と委託契約した医療機関,助産所で使用できます。
※医療機関を受診する場合は,必ず母子健康手帳と一緒に妊婦健康診査受診券をご持参ください。
⇒詳しくは,「子どもと母親の健康」(京都市情報館)へ
②出 産
≪入院助産制度≫
経済的な理由で病院や助産所に入院して出産することができない場合,費用の一部を助成します。
【注 意】
利用できる医療機関が限られています。
所得額に応じて利用できない場合があります。
⇒詳しくは,「入院助産制度」(京都市子ども若者はぐくみウェブサイト)へ
≪産婦健康診査≫
産婦健康診査は,出産後概ね1か月のお母さんの健康状態をチェックするための健診です。
京都市では,29年4月1日から母子健康手帳と同時にお渡しする産婦健康診査受診券により,最大2回まで健診を受けることができます。(一部自己負担がかかる場合があります。)
※受診券は,京都市と委託契約した医療機関,助産所で使用できます。
※医療機関を受診する場合は,必ず母子健康手帳と京都市民であることがわかる書類と一緒に産婦健康診査受診券をご持参ください。
⇒詳しくは,「京都市 産婦健診」(京都市情報館)」へ
【相談先】
「家庭での養育が困難な子どもへの援助」(京都市子ども若者はぐくみウェブサイト)
「京都市児童福祉センター」もあわせてご覧ください。
すべての相談の受付は総合受付(075-801-2929(平日の8時30分~17時まで)で行います。
子ども虐待SOS専用電話(075-801-1919)は(24時間対応)です。
児童相談所全国共通3桁ダイヤル「189」(いち・はや・く)は24時間対応です。
①人工妊娠中絶(手術)できる時期
※法律で妊娠22週未満と決められています。
②人工妊娠中絶(手術)の方法・費用
ア 妊娠12週までは,基本は日帰り手術で,費用は医療機関によって違います。
イ 妊娠12週越えてから22週未満は,基本は入院が必要で,
費用が医療機関によって違いますが,分娩と同じくらいかかります。
③知っておいてほしいこと
●おなかの中の胎児は,生まれていなくても「命であることに」に変わりはありません。手術はあなたのからだや心にとっても,つらい経験です。
しかし,あなたがこれからの生活を考えた時に,赤ちゃんを産み育てることが難しいと判断して,手術をすることを決心したのなら,自分を責める必要はありません。
●人工妊娠中絶(手術)には,あなたとパートナーの同意書が必要です。
ただし,レイプなどで相手の同意がとれない場合は,必要ありません。また,未成年者は,医療機関によっては,親の同意書が必要な場合があります。
京都府助産師会では,不妊,不育症等に関する悩みや不安について,助産師による相談や交流会を実施しています。
≪京都府助産師会館≫
住所:〒604-8493 京都市中京区西ノ京南両町33-1
電話:075(841)1521
不妊・不育症治療等を受けているご夫婦の経済的負担の軽減を目的として,京都市ではさまざまな不妊・不育症治療に要した医療費の一部を助成する制度があります。
それぞれ助成対象範囲等が異なりますので,詳しくは,「不妊や不育でお悩みの方へ」(京都市情報館)をご覧ください。
助成事業一覧
不育症についてのQ&Aや不育症治療医療機関の情報なども掲載されています。
⇒Fiku-Labo フイク-ラボ(不育治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究)
①自分が受けたい場所(地域)の産婦人科を探しましょう。
「京都健康医療よろずネットへ」
②医療機関が決まったら,受診前に電話連絡し,予約や診察時間・費用・希望する検査(例えば妊娠検査)や薬(例えば避妊薬ピルなど)について確認しましょう。
※医療機関によっては,ご希望の治療内容が受けられない場合があります。
必ずご自身で事前に確認してください。
③「妊娠したかどうかの検査や診察」,「人工妊娠中絶(手術)」などの費用は,
医療機関によって異なります。また,健康保険は使えませんので,受診に係る費用は,自費診療になります。