
何から手をつけてよいのかわからなくて、困り果てているのですね。
一人で抱え込まずに、お母さんか一番身近な信頼できる大人の女性
(親戚の女性、学校や保健室の先生など)に、勇気を出して打ち明けてみませんか。
妊娠はあなたにとって一大事です。あなたのことを非難したり、見放したりすることはありません。
病院への付き添いや、あなたの身体のこと、パートナーとのこと、出産する・しないの選択、
あなたのこれからの生活のことなど、考えることがたくさんありますが、
きっと、一緒に考えて、力になってくれるはずです。
どのような診察があるのかわからなくて不安なのですね。
尿検査や超音波検査、医師の内診があります。内診台の診察は、スカートの方が便利かもしれません。
子宮の中に赤ちゃんがいるか、ちゃんと育っているのかなど、異常妊娠でないことを確かめてもらいます。
子宮外妊娠など異常妊娠の場合には、放置しておくと緊急の手術になったりすることがあります。
あなたの身体のためにも、産婦人科での診察は大切です。
初めての診療と検査費用は、健康保険がきかない自費診療扱いです。
ドラッグストアで売っています。(500~1000円くらい)
検査のキットに尿をかけて、数分後に反応をみます。
陽性(線が出るなど)反応がでれば、妊娠している可能性があります。
うすく線が出る場合も、できるだけ早く産婦人科を受診しましょう。
陰性(線が出ないなど)の場合は、念のため1週間後にもう一度検査をするか、産婦人科を受診しましょう。
Q.緊急避妊薬(モーニングアフターピル)を飲んだけど、出血がまだありません。
避妊できていないのではと心配です。
A.服用後の出血は、早い方は3日後から、多くの方は1~2週間後です。
100%避妊できる方法ではないので、3週間以上出血がない時は、妊娠の確認のため
産婦人科を受診してくださいね。
Q.避妊しないで性交(セックス)してしまった。避妊に失敗しました。妊娠が心配です。
A.それは、心配ですよね。
緊急避妊薬(モーニングアフターピル)があります。
72時間以内に産婦人科を受診してくださいね。
薬の飲み方や副作用などは、医師によく聞いて、正しく服用してください。
100%防げるわけではないし、あくまでも緊急時で、何度も使う避妊方法ではありません。
保険がきかない自費扱いです。(1回の受診で1万円から1万5千円くらい)
ネットには「妊娠中絶薬」いう名称の危険な薬が販売されていますが、日本では重篤な健康被害が報告されています。絶対に使用しないでくださいね。
Q.いつもと違って生理の出血が少ない、生理の期間が短い、胸やお腹がはる、吐き気があるなど、これって妊娠じゃないですか?
A.妊娠にともなう症状ではないかと心配なのですね。
体調不良やストレスによって、妊娠でなくてもこのような症状は出ることはあります。
まずは妊娠しているかどうかを確かめましょう。
避妊なしの性交渉(セックス)があった場合は、妊娠反応検査をしてみましょう。
妊娠反応が陰性であっても、産婦人科で月経の周期の乱れや胃腸の症状も相談できます。
Q.妊娠してたらどうしよう。妊娠しているかどうか知りたい。
A.月経(生理)が遅れていて、とても不安ですね。
月経(生理)が順調な人は、月経の予定日から1週間遅れたら、妊娠検査薬で検査しましょう。
性交渉(セックス)した日がわかる人は、その日から3週間後には妊娠検査薬で調べることができます。
結果がわかるまで心配だと思いますが、早すぎると反応が出ないこともあるので待ちましょう。